ダンプ買取相場【2t・4t・大型】種類別の目安と売却後30日以内の届出

ダンプの買取相場を調べても、サイトごとに書いてある金額がバラバラで戸惑ったのではないでしょうか。それには理由があります。ダンプは架装(荷台)の個体差が大きく、同じ「4tダンプ」でも別物として値付けされるからです。

判断の軸になるのはトン数・架装の種類・ダンプ機構の状態の3つ。この記事では、トン数別・種類別の相場の目安、メーカーと架装メーカーによる違い、輸出市場の実数に加えて、売却したダンプで見落とされがちな「30日以内の届出義務」(怠ると罰金)まで、公的資料に基づいて整理します。

当サイトはトラック・重機・農機具の買取業者16社の公式情報を1社ずつ実測して比較している調査サイトです。

結論: ダンプの査定は「トン数×架装×ダンプ機構」で決まる【早見表】

先に結論です。あなたのダンプの状況別に、適した売り先はこう分かれます。

あなたのダンプ 適した売り先 理由
4t・大型/架装が特殊(深ダンプ・ローダー・アームロール) トラックファイブなどの専門店 架装の再販価値を積み上げて査定できる。全国の自社網で引取
2t・小型で年式が新しい 専門店+一括査定で競争させる タマ数が多く、競り合いが働きやすい
20年落ち・過走行・不動 カーネクストなど輸出販路のある業者 電話1本で完結。廃車級でも海外需要で値がつく
表示番号(ゼッケン)付きの大型 どこに売る場合も売却後30日以内の届出が必要 法律上の義務。後述(罰則あり)

ダンプ売却で最も多い誤解は「トラックだから乗用車の買取店でも同じ」というものです。ダンプの価値の半分は荷台側(架装)にあり、これを評価できるかどうかで数十万円が動きます。

ダンプの買取相場【トン数別の目安】

まずトン数で桁を掴みます。以下は買取各社が公開している相場情報を当サイトで突き合わせた目安です(2026年8月時点)。

区分 最大積載量 買取相場の目安 主な用途
小型ダンプ(2tクラス) 2〜3t 50万〜200万円 住宅基礎、造園、小規模土木
中型ダンプ(4tクラス) 3.5〜4.5t 100万〜400万円 道路工事、舗装、中規模建設
大型ダンプ(10tクラス) 8〜11t 200万〜800万円 造成、ダム・トンネル工事

2t(小型)ダンプの相場と特徴

キャンター・エルフ・デュトロが代表車種です。狭い現場での取り回しの良さから造園業・個人事業主の需要が厚く、10年超でも走行距離が少なければ100万円以上の実例があります。タマ数が多いぶん、複数社を競わせる効果が最も出やすいクラスでもあります。

4t(中型)ダンプの相場と特徴

新車価格が高いため中古需要が特に強いクラスです。走行10万km以内・年式5年以内なら300万円以上の提示も見られます。注目したいのは増トン仕様(5〜8t積み)で、希少性から相場以上の値がつくことがあります。

大型(10tクラス)ダンプの相場と特徴

車両価格が高いぶん買取額も大きく、低走行かつ整備記録のある個体は500万円以上の例があります。一方で扱える業者が限られるため、専門店に絞って相見積を取るのが実質的な条件です。

種類別の買取相場【土砂・深ダンプ・ローダー・アームロール】

ダンプは架装の種類によって、同じトン数でも相場帯がはっきり分かれます。

種類 2tクラス 4tクラス 10tクラス
土砂ダンプ(標準) 50万〜180万円 100万〜350万円 200万〜700万円
深ダンプ(土砂禁ダンプ) 40万〜150万円 80万〜300万円 150万〜600万円
ローダーダンプ 150万〜450万円 250万〜900万円

土砂ダンプ(標準ダンプ)

砂利・残土などを運ぶ最も一般的なタイプです。荷台にはアオリの歪み、床板の摩耗、鳥居(キャブ後方の保護枠)の状態が見られます。買い手が最も多いぶん、査定も安定しています。

深ダンプ(土砂禁ダンプ)

荷台が深く、木くず・チップ・産業廃棄物など軽くてかさばる物を運ぶタイプです。土砂を積めない構造上、土木より産廃・リサイクル業向けの需要になります。標準ダンプよりやや相場が下がる傾向はありますが、用途がはっきりしているぶん買い手を選べば十分な値がつきます。土砂禁の表示・仕様は査定時に正確に伝えてください。

ローダーダンプ(重機積載ダンプ)

荷台が傾斜して重機を積み込めるタイプで、建設会社が重機の運搬と土砂運搬を1台で兼用できるため人気があります。同トン数の標準ダンプより高値になりやすい代表格です。ウインチの有無、ゲートの状態が評価点になります。

アームロール・脱着ボディ車

コンテナを積み替えられるアームロール(フックロール)は産廃・リサイクル業界で重宝され、コンテナ付きかどうかで査定が変わります。コンテナは別扱いになる場合があるので、台数と状態を申告してください。

メーカー・架装メーカー別の傾向

ダンプの査定は「車体メーカー × 架装メーカー」の2階建てで見られます。この視点を持っている売り手は多くありません。

車体メーカーの傾向

メーカー 代表車種 傾向
三菱ふそう キャンター、ファイター、スーパーグレート 東南アジアでの支持が厚く、輸出向けの引き合いが強い
いすゞ エルフ、フォワード、ギガ 耐久性の評価が高く、国内外とも需要が安定
日野 デュトロ、レンジャー、プロフィア 国内シェアが大きく部品供給が安定。長期的な需要
UDトラックス コンドル、クオン 大型に強み

2tダンプの代表車種別・価格帯の目安

最も流通量が多い2tクラスは、車種ごとの傾向も見えます。

車種 メーカー 価格帯の目安 傾向
エルフダンプ いすゞ 50万〜200万円 流通量最多。買い手が常にいるため相場が安定
キャンターダンプ 三菱ふそう 50万〜200万円 東南アジア向けの引き合いが強く、古い年式でも値がつきやすい
デュトロダンプ 日野 50万〜190万円 国内需要が中心。部品供給の安定感が評価される
ダイナダンプ トヨタ 50万〜190万円 デュトロの姉妹車。同等の評価
アトラスダンプ 日産 40万〜170万円 流通量が少ないぶん買い手を選ぶ

いずれも年式・走行距離・架装の状態で上下します。同じ価格帯に見えても、古い年式で差が出るのは輸出需要の強さで、キャンターとエルフは低年式でも底堅い傾向があります。

架装メーカーで差がつく

車体と同じくらい重要なのが荷台を作った架装メーカーです。新明和工業・極東開発工業・日本トレクスなどの主要メーカー製は、部品供給と修理のしやすさから中古市場で扱いやすく、査定でもプラスに働きます。車検証や荷台の銘板で架装メーカーと型式が分かるので、査定前に確認しておくと話が早く進みます。

なぜダンプに「定価の相場」が存在しないのか

冒頭で触れたとおり、ダンプには乗用車のような相場表が作れません。理由は3つあります。

1. 架装の個体差が大きい。同じ4tダンプでも、標準・深ダンプ・ローダーで用途も買い手も違います。さらにアオリの高さ、コボレーン(自動シート)の有無、リアバンパーの形状といった仕様の組み合わせは無数にあります。

2. 使われ方で摩耗が全く違う。残土運搬中心の車両と、砕石・産廃を積み続けた車両では、同じ走行距離でも荷台の傷み方が別物です。ダンプ機構(シリンダー・油圧ホース)の状態も、使用頻度で大きく変わります。

3. 買い手が現場ごとに探している。「4t深ダンプでコボレーン付き」のように、買い手は具体的な仕様で探します。あなたの車両がその条件に合致した瞬間、相場を超える値がつくことがあります。

つまりダンプは、相場表より「あなたの仕様を欲しがっている買い手にどれだけ多く当たれるか」で価格が決まる車です。だからこそ複数社の相見積が効きます。

ダンプの査定額を左右する6つの要因【使用履歴で差がつく】

相場表の「幅」のどこに着地するかは、次の6要因で決まります。

要因1: 年式と走行距離

基本ではありますが、ダンプでは乗用車ほど支配的ではありません。20万km超でも架装が健全なら値がつく一方、低走行でも荷台が傷んでいれば評価は伸びません。

要因2: 使用履歴(何を積んでいたか)★見落とされがち

ダンプ査定で最も見落とされているのがこれです。同じ走行距離・同じ年式でも、何を運んでいたかで荷台の傷み方はまったく違います。

主な用途 荷台への影響
残土・土砂 比較的穏やか。床板の摩耗は中程度
砕石・砂利 落下時の衝撃で床板・アオリの凹みが出やすい
産業廃棄物・スクラップ 鋭利物による傷、床板の変形が出やすい
アスファルト合材 熱と付着で床板が傷みやすい。専用の断熱仕様なら評価は別

査定士は床板とアオリの内側を必ず見ます。残土中心で使ってきた車両なら、それは明確なアピール材料です。逆に砕石や産廃中心だった場合も、正直に伝えたうえで「その分の減点込みでいくらか」を提示してもらう方が、後の減額トラブルを防げます。

要因3: ダンプ機構(油圧シリンダー)の状態

荷台の上昇スピード、途中停止の有無、オイル漏れ。ここは修理費が読みにくい部分なので、査定士は慎重に見ます。動作が正常なら、それだけで安心材料になります。

要因4: 架装の仕様と付加装備

コボレーン、電動シート、鳥居、テールゲート、ウインチ、アルミホイール。前述のとおり1つずつが加点対象です。

要因5: 修復歴・事故歴

フレーム(シャシ)に及ぶ修復歴は減点が大きい一方、荷台の板金修理は影響が限定的です。ダンプは「業務で使う道具」なので、乗用車ほど修復歴が嫌われないのが特徴です。

要因6: 車検残とタイヤの状態

車検残は査定にほぼ影響しません(前述のとおり通してから売るのは損)。一方、大型のタイヤは1本数万円するため、残り溝がある車両はプラス評価になることがあります。

ダンプの輸出市場【統計上、ダンプは2種類ある】

古いダンプに値がつく背景には輸出市場があります。ただし、ここは正確に説明する必要があります。

貿易統計上、ダンプは2つの区分に分かれています。

ひとつは、公道を走るトラックベースのダンプ(2t・4t・10tダンプ)です。これは統計上、一般の貨物自動車に含まれるため、ダンプ単独の輸出台数は分離できません。参考として、中古のディーゼル貨物車全体では2025年に約10.3万台・1,179億円が輸出されています(当サイト集計。詳しくはトラック買取おすすめ業者16社比較を参照)。

もうひとつが、現場専用の重ダンプ(不整地運搬車・オフハイウェイダンプ)です。こちらは独立した統計区分があり、実数を出せます。

項目 2025年の実績
中古の不整地運搬車・重ダンプの輸出 1,623台
金額 約28億円
平均単価 約172万円/台
主な輸出先 UAE 295台/英国 161台/マレーシア 137台/台湾 121台

出典: 財務省貿易統計・品別国別表(2025年・統計品目8704.10-100)を当サイト集計

興味深いのは輸出先です。当サイトが集計した中古トラック全体(フィリピン・UAE・アフリカ中心)や中古建機(ベトナムが圧倒的1位)と比べて、重ダンプは英国が上位に入るという違いがあります。市場ごとに買い手の国が違うことは、業者が持つ販路によって査定額が変わる理由そのものです。

⚠️ダンプを売ったら30日以内に届出が必要【ダンプ規制法】

ここからは、買取サイトではほとんど触れられていない法律上の義務です。該当する方は必ず確認してください。

表示番号(ゼッケン)のあるダンプが対象

荷台の側面と後面に大きな番号が書かれたダンプを見たことがあると思います。これは通称「ダンプゼッケン」と呼ばれる表示番号で、「土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」(通称ダンプ規制法)に基づく制度です。

土砂等の運搬に使う大型ダンプ(車両総重量8,000kg以上、または最大積載量5,000kg以上)を使用する者は、国土交通大臣への届出と表示番号の指定を受ける義務があります(同法第3条)。

使わなくなったら「30日以内」に届出

見落とされやすいのがこちらです。同法第5条は次のように定めています。

第三条の規定による表示番号の指定に係る土砂等運搬大型自動車を使用する者は、当該土砂等運搬大型自動車を土砂等の運搬の用に供しないこととなつたときは、その日から三十日以内に、その旨を国土交通大臣に届け出なければならない。

つまり、売却して土砂運搬に使わなくなった時点から30日以内に、使用廃止の届出(大型ダンプ車両使用廃止届出書)を提出する義務があります。届出先は実務上、管轄の運輸支局です。

怠ると罰金。法人にも科される

この届出を怠った場合の罰則も法律に明記されています。

  • 第23条: 第3条第1項・第3項または第5条の規定に違反して届出をせず、または虚偽の届出をした者は、3万円以下の罰金
  • 第22条(両罰規定): 従業者が違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人または人に対しても罰金刑を科す
  • あわせて、表示番号を表示しない・虚偽の表示をした場合も3万円以下の罰金(第4条・第20条第1号)

金額の大小より、建設業者にとって法令違反の記録が残ること自体がリスクです。売却を決めたら、車両の引き渡しと同時に届出の段取りも進めてください。買取業者によっては手続きを案内してくれる場合がありますが、届出義務者はあくまで使用者(売り手)である点に注意が必要です。

出典: 土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法(昭和42年法律第131号)第3条・第5条・第20条・第22条・第23条(e-Gov法令検索で条文を確認)

ダンプを高く売る7つのコツ

コツ1: 架装の仕様をすべて申告する

コボレーン(自動シート)、電動コボレーン、鳥居の保護枠、リアバンパー、テールゲート、ウインチ、ホイールの種類(アルミ)。これらは1つずつが査定の加点対象です。「言わなくても見れば分かる」と思わず、電話・フォームの段階で書き出してください。査定士が加点の根拠を持てるほど、初回提示が上がります。

コツ2: ダンプ機構の動作を確認しておく

査定で必ず見られるのが油圧です。荷台の上げ下げがスムーズか、途中で止まらないか、オイル漏れがないか。動作に問題がなければ「異常なし」と明言できますし、不具合があるなら隠さず伝える方が、後の減額トラブルを防げます。

コツ3: 荷台は洗って、直さない

土砂や産廃の残りを落として、床板とアオリの状態が見える状態にしてください。一方で、アオリの歪みや床板の凹みを板金で直すのは費用倒れになるのが通例です。輸出向けの車両では外装の細部はほとんど評価に影響しません。

コツ4: 車検を通す前に査定を取る

大型トラックの車検費用は10万円を超えることもあり、車検残による査定加点はそれを下回るのが通例です。車検切れのままでも買取・引取に対応する業者が大半なので、通す前に金額を確認してください。

コツ5: 需要期(年度末・年度初め)を意識する

公共工事の年度サイクルの影響で、機械や車両の入替は年度末から年度初めに集中します。買取側の在庫需要も強まる時期なので、売却時期を選べるなら考慮する価値があります。

コツ6: 車体と架装の両方を評価できる業者に出す

一般の車買取店では架装の価値が査定に乗りません。トラック・重機の専門店を最低1社は相見積に入れてください。当サイトの実測では、トラックと重機・農機具まで全対応する業者は限られます。

コツ7: 重機やトラックとまとめて出す

ダンプと一緒にユンボやトラックを処分する場合は、全機種対応の業者にまとめると引取便と書類手続きが一本化でき、業者側も台数効果で価格を出しやすくなります(重機の相場は重機・建機の買取相場で解説しています)。

ダンプ対応の買取業者と選び方

業者選びの4つの基準

1. 架装を評価できるか。公式サイトにダンプ・ローダー・アームロールの買取実績が載っているかが目安です。

2. 輸出販路を持つか。古い車両ほど、海外ルートの有無が査定額を分けます。

3. 引取り体制。大型ダンプの回送には積載車の手配が必要で、自社便か外注かで日程の融通が変わります。不動車の場合はレッカー費用の扱いも確認してください。

4. 対応エリアの実態。「全国対応」と書いていても北海道・沖縄・離島が除外条件になっている業者があります。

ダンプ対応の主な買取業者

当サイトが公式情報を実測した16社のうち、ダンプを含むトラック買取に対応する主な業者です(詳細な全項目比較はトラック買取おすすめ業者16社比較に掲載)。

業者 特徴 現金化
トラックファイブ 買取12,000台/年・全国11支店。トラック・重機・農機具まで全対応 最短当日現金
カーネクスト 電話1本・実車査定なしで完結。古い車両・不動車に強い 引取時精算
トラック王国 ダンプの高額買取事例を公表。しつこい営業なしを明言 現金/振込
シマ商会 年8,000台以上・東日本に店舗網。ダンプの実績多数 即日現金
Bee Truck ダンプ・重機の買取事例を公開 最短即日
カービュー商用車買取 最大10社の一括査定。相場観の把握に有効 業者による

ダンプ売却の流れと必要書類

流れ

  1. 車両情報を揃える: 車検証、走行距離、架装の種類とメーカー、ダンプ機構の状態、表示番号の有無
  2. 2〜3社に査定を依頼: 架装の仕様を最初に伝える
  3. 契約: 金額・入金日・引取日・書類代行の範囲を書面で確認
  4. 引き渡しと入金: 名義変更(移転登録)の完了連絡まで確認
  5. 表示番号の使用廃止届出: ゼッケン付き車両は30日以内(前述)

必要書類

書類 備考
自動車検査証(車検証) 所有者名義を確認
印鑑証明書(発行3か月以内) 法人は法人実印のもの
譲渡証明書・委任状 業者が用意。実印を押印
自賠責保険証明書
リサイクル券 預託証明
納税証明書 求められる場合あり
大型ダンプ車両使用廃止届出書 表示番号がある車両。運輸支局へ
あると有利 整備記録簿、架装の仕様書、点検記録

ローン(所有権留保)が残っている場合は、車検証の所有者欄が信販会社になっています。残債の精算と所有権解除が必要になるため、査定の段階で伝えておくと段取りがスムーズです。

売却にともなうお金の扱い(事業者の場合)

事業でダンプを使っていた場合、売却代金には税務上の扱いが伴います。要点だけ整理します。

  • 自動車税(種別割): 売却(名義変更)では制度上の還付は発生しません。年度途中の抹消登録なら月割還付の対象です。査定額に税相当分を上乗せするかは業者の運用によるため、見積書で扱いを確認してください
  • 消費税: 事業者が事業用資産を売却する取引は課税取引にあたります。買取価格が税込か税抜かは、契約前に必ず確認してください(法人・個人事業主で見積書の表記が異なる場合があります)
  • 売却損益: 帳簿価額(未償却残高)と売却額の差が固定資産売却損益になります。廃業や設備入替の年度は影響が大きいので、金額が確定したら顧問税理士に共有しておくと安全です

※税務の個別判断は税理士の領域のため、当サイトでは扱いの枠組みのみを示しています。

よくある質問

Q. 20年落ち・走行50万kmのダンプでも売れますか?

売れる可能性は十分あります。当サイトが集計した貿易統計では、中古のディーゼル貨物車が年間10万台以上輸出されており、国内で「古い」とされる車両にも海外の実需があります。輸出販路を持つ業者に査定を依頼してください。

Q. ダンプ機構が壊れて荷台が上がりません。買い取ってもらえますか?

不動・故障の車両も買取対象とする業者が複数あります。修理してから売るより、現状のまま査定を受ける方が手残りが大きくなるのが通例です。

Q. 表示番号(ゼッケン)は消してから引き渡すべきですか?

表示の抹消と届出は、車両の状態ではなく手続きの問題です。まず使用廃止の届出(30日以内)を行うことが法律上の義務で、番号板や塗装の扱いは業者と相談してください。社名やロゴを消したい場合も、契約時に伝えれば対応してもらえるのが一般的です。

Q. 個人名義のダンプでも売れますか?

売れます。必要書類は法人と同様(印鑑証明・譲渡証明など)です。表示番号の指定を受けている場合は、名義にかかわらず使用廃止の届出が必要です。

Q. 増トン車や特殊仕様は評価されますか?

されます。増トン仕様(4tベースで5〜8t積み)は希少性から相場以上になることがあります。特殊仕様こそ、専門店で「その仕様を探している買い手」に当てることが重要です。

Q. 複数台まとめて売ると高くなりますか?

台数効果で引取コストが下がるぶん、条件が良くなることがあります。ダンプ・重機・トラックが混在する場合は、全機種対応の業者に一括で相談するのが効率的です。

まとめ

  • ダンプの査定は「トン数 × 架装の種類 × ダンプ機構の状態」で決まる
  • 相場の目安は2tで50万〜200万円、4tで100万〜400万円、大型で200万〜800万円
  • ローダーダンプは同トン数の標準ダンプより高値になりやすい
  • 「定価の相場」が存在しないのは架装の個体差が大きいため。あなたの仕様を欲しがる買い手に多く当たることが価格を決める
  • 表示番号(ゼッケン)付きのダンプは、売却後30日以内の届出が法律上の義務(違反は3万円以下の罰金・法人にも科される)

架装の仕様を書き出して、2〜3社の査定を比べるところから始めてください。

この記事のデータについて

  • 法令: 土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法(昭和42年法律第131号)第3条・第5条・第20条・第22条・第23条。条文はe-Gov法令検索で確認しています。対象車両の要件(車両総重量8,000kg以上または最大積載量5,000kg以上)は国土交通省地方運輸局の案内に基づきます
  • 輸出統計: 財務省貿易統計・品別国別表(2025年・統計品目8704.10-100ほか)を当サイトが集計。集計手順は調査方法で開示しています
  • 買取相場: 買取各社が公開する相場・実績情報(2026年8月時点)の突合せによる目安で、個別の査定額を保証するものではありません
  • 業者情報: 各社公式サイトの記載を当サイトが確認したものです(16社の全項目比較
  • 調査・執筆: トラック買取ナビ編集部(運営者情報・掲載基準